2020蔵王エコーライン開通日に残念だった話

蔵王エコーライン開通 ツーリング

2020年5月11日蔵王エコーラインが全線冬季閉鎖解除されました。地元の者として立ち会わないわけにはいきません。ということで行ってきましたが残念なお話です。

蔵王エコーラインとは

蔵王エコーラインは宮城県と山形県をつなぐ山岳道路であり観光道路でもあります。11月から4月下旬までは冬季閉鎖されますが、春から秋まで蔵王山を楽しむことができます。蔵王山は火山なので頂上にはお釜と呼ばれる火口湖があります。このお釜は五色沼とも呼ばれ大きな観光資源になっています。私のような仙台市民にとっては身近な観光地です。

冬季閉鎖が解除される頃には雪の回廊が楽しめる道路でもあります。毎年ゴールデンウィークには大渋滞になります。今年は4月24日に開通予定でしたが、4月中旬に雪が降ったことにより山形県側の除雪作業が遅れ、4月27日に宮城県側のみ開通する予定でした。その後、予定が未定になったりしながら結局5月11日に全線開通ということになりました。

おそらくコロナ禍の影響による行政側の判断だったのだろうと思われます。

この日の予定コース

この日は蔵王エコーラインの開通を確認し、お釜を見ること、そして山頂の刈田嶺神社を参拝することが目的です。頂上まで行って戻るコースになります。

蔵王エコーラインマップ

仙台市内から蔵王町

この日は高速道路を使わずに行きました。国道286号線を山形方面へ進み川崎町から県道47号線(蔵王川崎線)を通り県道12号線国道457号線で蔵王町(遠刈田温泉)へ行きます。このコースが仙台市内からは最短距離のようです。

大鳥居から第1番目駐車場

これからは1本道なので迷うことはありません。序盤は直線道路が多く走りやすいと思います。この日は5月11日にしては異常に暑いひでしたが、徐々に山を登ると爽やかな気分になります。序盤の道路は樹木が茂っているので新緑を楽しみながら走ることができます。

第1番目の駐車場は最初に設置されている駐車場と公衆トイレです。名称が不明なので第1番目の駐車場と勝手に呼んでいます。麓と山頂では気温や天候も変わりますので、山に登るときは常に防寒装備をバイクに積んでいます。この駐車場は常に着替えをする場所になっています。

賽の磧駐車場まで

第1番目の駐車場からはヘアピンカーブが続きます。途中に「すみかわスキーゲレンデ」というスキー場があります。この場所の「澄川ゲート」が冬季閉鎖されるゲートです。本来ならこのゲートの開門がイベントになるのでしょうが、今年は詩集ゲートになる「賽の磧(さいのかわら)ゲート」が開門ゲートになります。

賽の磧ゲート前の賽の磧駐車場には多くの車両が並んでいました。

頂上まで

午前11時に賽の磧ゲートが開門し冬季閉鎖解除となりました。ここから頂上の駐車場までは約7kmです。ここまで来ると背の高い樹木はなくなります。まさに高山植物のような樹木だけになり景色が変わります。さらに火山らしい岩肌も見られるようになります。そうです蔵王山は火山なんですよ。

しかし徐々に空が見えなくなり霧がでてきました。頂上は完全に雲の中のようです。おそらくお釜は見えないでしょう。それでも私は行けるとこまで行きます。

頂上の手前1.7km付近で道路が分岐されています。蔵王エコーラインはそのまま山形県側へ下山します。頂上へは蔵王ハイラインという有料道路で行かなければなりません。バイクは390円です。

蔵王ハイラインの料金所付近では霧で前が見えないくらいでした。のろのろ運転で駐車場へバイクを止めます。どうやらバイクは私が1番乗りのようです。ほとんどの車両は山形方面へ行ってしまうので山頂までは来ません。ましてこの天気ではバイクで来る人はいないでしょう。

お釜と参拝

霧でほとんど前が見えませんが、風も強くて歩行困難です。無駄とは思ってもお釜を見下ろせる丘まで歩きます。これ以上は寒さと風に耐えられないので戻ります。本来なら刈田嶺神社へ参拝しなければならないのですが、そこまで歩いたら遭難しそうな風だったので戻ってきました。

私は仙台市民なのでいつでも来れますので今日は帰ります。

youtube動画

まとめ

今回は蔵王を楽しむことはできませんでしたが、楽しみは次回にします。とりあえず冬季閉鎖解除を確認したということでこの日の目的は達したと思います。

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