ツーリングに最適な鳴子温泉の潟沼は世界一のエメラルドブルーの火山湖

世界一の潟沼

潟沼は日本を代表する強酸性火山湖です。現在のphは2.4ですが過去にはph1.4を記録し世界一の強酸性湖と言われたようです。当然ながら魚はまったく生息していません。

湖水はエメラルドプルーで天候により多少変化するようです。湖底から温泉が出ている場所があるようで突発的に硫黄によって湖面が白濁することもあるようです。普段はとても美しい透明感のあるエメラルドです。

場所は鳴子温泉街の南側1.5km。周囲1,380mの手頃な大きさの湖です。

仙台方面から鳴子温泉は国道457号から国道108号が一般的な経路です。今回はモンキー125なので交通量の少ない山道を走ってみようと考えました。地図を見ると国道457号加美町から山道を通って鳴子温泉方面に行く県道を見つけました。

山道は快適でした。125ccなので登り坂は少し苦労しますが交通量がゼロに近いのでマイペースで登れます。やはり森の中は気持ちがいい。

県道で山を越えると川渡温泉です。そこから少しだけ国道108号を走ってすぐに山道へ入ります。山道は迷うことなく進めます。クレー射撃場が見えたら潟沼到着です。

潟沼には駐車場がありました。公衆トイレもありました。天気は快晴ではありませんでしたが湖面はエメラルドに見えます。予想した通りの潟沼です。

湖畔を1周できる道があったので歩いてみます。舗装はされていませんが自動車通行止めでもなさそうなのでバイクでも走れるのかもしれません。この日は小学生が遠足に来ていたのでバイクで走らなくて良かったと思います。

湖畔に1件だけ名もないカフェのような食堂がありました。湧いている温泉でいれたコーヒーがありました。

仙台から手頃な距離の潟沼です。行ってみると予想以上に楽しめました。周辺には紅葉や新緑の季節に自然が楽しめるスポットがたくさんありますので行ってみてください。

宮城だけでなく秋田南部や山形北部そして岩手南部からも手頃な距離です。