小型二輪ヘッダー

35年以上前に原付を乗っただけの経験なので、年齢も考えて小型二輪(普通二輪の小型限定)から取得することにしました。教習所は勤務先に近い駐車場のある教習所にしました。

私のように自動車免許しかない人の小型限定二輪免許の教習時間は第1段階が5時間、第2段階が5時間、そして学科が1時間です。私のようなメタボおやじの教習なのであまり参考にはならないと思いますが、簡単に説明します。

小型二輪-第1段階の1時間目(通算1時間目)

最初は教習所のルールや事前の準備などを教官が教えてくれます。この教習所はコース中央にガレージを兼ねたバイク小屋があり、ここがバイク教習の拠点になります。

最初はバイクの構造や基本的な取り回しや始業点検などを教えられます。35年以上前に原付バイクを乗っただけですが、すべて理解し操作できました。

そもそも自動車免許がマニュアルしかなかった時代の人間ですから、バイクのクラッチ操作は経験こそありませんが、発進も停止も問題なくできました。

その後、教官のCB400の後ろに乗せられて、発進や停止の良い例と悪い例を体験させられました。これまでタンデムシートなど乗ったことがありませんので、必死でバイクにしがみついて腕が筋肉痛になりました。実際には30キロ位のスピードなのですが慣れない私には恐怖の時間でした。

どこの教習所でも教官が生徒を後ろに乗せて指導することはよくあることのようです。

小型二輪-第1段階の2時間目(通算2時間目)

10分の休憩後、2時間目です。教官も同じです。

CB125に本格的に乗ります。最初は必ずウォーミングアップとして、その時間の教習生と教官が全員でコース外周を2周するようです。

私はクラッチの操作はできたので、8の字走行を練習させられます。教官の後ろをついて走りますが、円を描いて走るのは難しいものです。少しスピードを上げるとバイクがコースを外れてしまいます。必死でバイクを倒すのですが、遠心力で外へ押し出されます。スピードを下げると不安定になります。

まあ未経験なので無理もないのですが、重要なことはバイクを倒すことでもなくハンドルを切ることでもなく、運転者の「視線」であることを教えられます。

私はバイクの直前だけを見て走っていたのですが、そうではなく少し先の進行方向を見なければならないんです。円を描いて走るときは進行方向の10m位先を見ながら走ると美しい走行ができます。

私にとっては大きな収穫で、この視線の基本はその後のすべての教習課題に役に立つ基本だったのです。

小型二輪-第1段階の3時間目(通算3時間目)

数日後3時間目です。この日は前回の復習をしてから新しい課題の一本橋を練習させられました。しかし一本橋がまったくできません。一本橋は平均台と呼ぶこともあるようですが私は一本橋と呼ばせていただきます。

今にして思えば、バイクの乗車姿勢などの基本の基本ができていない私には一本橋などクリアできるわけがありません。何回やっても脱輪します。通過時間の問題ではありません、通過できないんです。

結局この日は一本橋の練習だけで終わってしまいました。

小型二輪-第1段階の4時間目(通算4時間目)

数日後4時間目です。ウォーミングアップをして前回同様に一本橋の練習です。

教官も普通二輪の生徒と掛け持ちだったので、私はほとんどの時間が自習でした。多少は慣れたものの自己流の試行錯誤なので上達はしないまま終了です。

このときの私は背筋も腕もまっすぐにしてハンドルを強く抑えていたのです。成功するわけがありません。

小型二輪-第1段階の5時間目(通算5時間目)

10分休憩後に5時間目です。教官が変わります。生徒も2名です。珍しく小型限定の生徒が2名です。

この教官の言われるままにやってみると一本橋の成功率が上がります。合計3時間もかけて、どうにか一本橋合格になります。その後、坂道発進やクランクなど遅れていた課題を練習し問題なくクリア。やっと3時間目までの課題を5時間目でクリアします。

小型二輪-第1段階の6時間目(通算6時間目)

数日後の6時間目はオートマチック車の教習です。スクーターに乗せられました。

スクーターでコース内を走ります。気楽な1時間でした。しかし私の個人的な感想としてはスクーターは不安定です。こんなもの絶対に乗りたくありません。

小型二輪-第1段階の7時間目(通算7時間目)

休憩後に7時間目です。第1段階の「みきわめ」になります。

本来なら5時間目がみきわめですが、私は一本橋に時間をかけすぎてしまったので7時間目でみきわめです。一本橋の成功率も以前よりは上がったので第1段階終了です。

第1段階は、走る、止まる、曲がるなどの基本走行を学ぶための課題として8の字走行や一本橋、S字、クランク、坂道発進などの練習をしたわけです。

小型二輪-第2段階の1時間目(通算8時間目)

数日後、第2段階の最初はシュミレーター教習です。

ゲーム感覚でお勉強します。シュミレーターの操作は実際のバイクとはまったく別のものです、慣れるまでに1時間が終了してしまうかもしれません。

小型二輪-第2段階の2時間目(通算9時間目)

数日後、またシュミレーター教習です。

気楽に終了します。第2段階はほとんどがシュミレーターなので本物のバイクに乗る感覚がなくなってしまうようで心配です。

小型二輪-第2段階の3時間目(通算10時間目)

休憩後、久しぶりのバイク乗車です。

前半は急制動の練習をします。スピードを30kmまであげて指定距離内で止まらなければなりません。小型二輪の場合は普通にゆっくりブレーキをかけても止まれる距離です。後半は検定コースを走りながら安全走行を学びます。

練習したいことが多すぎて時間が足りません。

小型二輪-第2段階の4時間目(通算11時間目)

数日後、またシュミレーターです。

この時間のシュミレーターは唯一の学科の時間になります。教官とマンツーマンだったので雑談も多くなり検定コースを覚える試験対策の時間になってしまいました。

小型二輪-第2段階5時間目(通算12時間目)

最後のみきわめです。

一本橋の成功率は70%位ですが教習終了となりました。検定の予約をして帰ります。

卒業検定

この日は土曜日でしたが、小型限定が2名、普通二輪が4名、小型から普通への限定解除が1名の受験です。

教室で検定の説明がありゼッケンを渡されてコースへ移動です。私は困ったことに1番手です。コースへ移動すると、バイクがスタート地点に並んでいました。この教習所では試験官が自動車に乗ってついてくるようです。

1番手の緊張からかミラーを調整することを忘れてしまいましたが、一本橋もなんとか成功し検定終了。70点以上はとれたようで合格しました。

小型二輪-まとめ

本来なら10時間の技能練習で終了できるのですが、私は一本橋だけで2時間オーバーしてしまい12時間の技能練習をしました。ただ教習所が3時間までのオーバーは無料だったので追加料金なしで卒業できました。

技能教習と卒業検定で合計10日間通学しました。